ごあいさつ(かあちゃんのひとりごと)
今から10年前の1998年5月、「宅老をやりたい」という私の突然の一言から主婦4人が集まり、「あしたばの家」が産声をあげました。
場所は佐藤宅の離れ。カーテンも机も椅子も看板も、スタッフのエプロンも全てもらい物や手作り。善意と熱意を寄せ集めてのスタートでした。
素人集団ですから、何も知らない。でも、その「知らない」ことが逆に強みでした。
利益などはさらさら考えず、お年寄りや障害のある人たちが「楽しかった。また来たい」と言ってくださることだけを願ってやってきました。
当時、利用料として3,000円頂いていたのですが、2000年に介護保険制度が導入されると、適用施設は私たちの半額での利用が可能になりました。
私たちも、随分悩み、議論を重ねた結果、利用してくださる方の負担の軽減が第一と考えて導入に踏み切ったのですが、自由奔放にやってきた私たちには、様々な制度による規制に直面して戸惑うこともありました。
―良い介護とは何か。
機械的にこなしていくだけの介護では、利用者にもスタッフにも笑顔は生まれない。
今、目の前にいる、じいちゃん、ばあちゃんが笑顔になれるお手伝いをしたい。
その介護を、一人でも多くの人に広めたい。
私たちが年をとり、デイサービスを利用するようになった時「是非ここに来たい」
と思うようなデイサービスを作りたい。
私たちは「あなたがあなたらしく、私が私らしくいられる場所」づくりを目指しています。
「あしたばの家」がオープンして10年。
通ってくれた、じいちゃん、ばあちゃんに感謝。
じいちゃん、ばあちゃんを在宅で支えてくれた、ご家族やヘルパーさんに感謝。
手伝いに来てくださる地域ボランティアの皆さんに感謝。
多くの方々に支えられての10年です。
そしてこれからも、お年寄りが笑顔で旅立ちの時を迎えられるよう、笑顔で見送ってあげられるように、お互いに悔いのない日々を過ごしたいと考えています。
「腹いっぱい食べて、心の底から思いっきり笑う。これが一番!!」
事業所案内
- 法人名
- 特定非営利活動法人 ミニ介護ハウスあしたばの家
- 住 所
- 〒720-2102
広島県福山市神辺町字東中条2429番地 - 電話番号
- 084-967-0480
- FAX番号
- 084-960-2161
- 代表理事
- 佐藤純子
- 理 事
- 倉田幸治、畝狹秀行、八幡裕子、向隆行、島谷卓也
- 提供サービス
- 通所介護
訪問介護
小規模多機能型居宅介護 - 目 的
- 在宅援助が必要な高齢者、障がい者、障がい児に対して、福祉サービスを提供し、
住み慣れた地域で安心して暮らせるシステムを構築することによって
福祉の増進に寄与することを目的とする。 - 創 業
- 1998年5月9日
- 法人設立
- 2001年7月9日